家を建てる流れ

資金計画の立て方

家つくりは、「土地選び」、「建築計画」、「資金計画」の
3つのポイントを同時進行でウマく進めていくことが必要です。

 

このうち、「資金計画」は、特に重要です。

 

まず、現時点で調達できる資金の総額を考えます。
両親などからの援助が見込めるのであれば、
それも含めてリストアップします。

 

家は、とても金額の大きな買物です。

 

ですから、支払いの方法としては、
一般的に「住宅ローン」を組むというのが主流です。

 

いくら借りるか?

 

住宅ローンで問題になるのは、
「ローンでいくら借りるか?」と言う点です。

 

いくら借りられるか・・・ではなく、
自分達が無理なく返済できる額を設定しなければなりません。

 

その際、ベースとなるのは、今払っている家賃の額です。

 

両親と同居していたり、市営住宅や県営住宅に住んでいて、
家賃が相場よりも極端に安いという人は、
新たに大きな出費が毎月かかってくるので、
無理のない金額を設定することが必要です。

 

どの住宅ローンにするか?

 

住宅ローンといっても色々あります。

 

最もおススメなのは、金利が安定しているフラット35ではないでしょうか。

 

総資金を3つに割るとは

 

総資金が明確になったら、その額を「土地代」、「建物代」、「諸経費」の
3つに割ります。

 

・諸経費とは

 

諸経費とは、火災保険や仲介料、登記料など、
土地や建物の費用以外に必要な資金のことです。

 

諸経費は必ずかかります。
別個に予算を組んでおき、後で慌てなくてもよいようにしましょう。

 

総資金から諸経費を覗いた額が、土地代と建物代になります。

 

どんぶり勘定で予算を組むのではなく、
事前に「土地代」、「建物代」、「諸経費」という
3本柱で資金計画を練ることが必要です。

 

そのように資金計画をきっちり練ることで、
その後の生活を安定させることができるでしょう。

 

頭金について

 

一般的に、頭金の割合は、貯金と親族からの援助金等を足し、
資金総額の20%程度だといわれています。

 

ですが、たとえば総予算が2500万円だとすると、
頭金は、20%では500万円です。

 

500万円の自己資金を、頭金として簡単に用意できる人は
あまりいないのではないでしょうか。

 

だからと言って、500万円を貯めてから家を建てようと思っても、
なかなか実現させるのは難しそうです。

 

しかし、極端なことをいうと、頭金は無くてもOKです。

 

勿論あるに越したことはありません。

 

しかし、現実的に考えれば、
頭金の多さよりも安定した収入を第一に考えましょう。

 

出るはずの資金について

 

資金計画を立てる際、退職金や年金を返済計画に組み込むのは危険です。

 

このような「出るはずの資金」、「きっと出るだろう資金」は、
本当に出るかどうか、分かりません。

 

出なかったら、「こんなはずではなかった!」となり、
最悪の場合、返済計画が行き詰ってしまいます。

 

セカンドライフを充実させるためにも、
住宅にかけるお金と老後のお金は別に考えるべきです。

 

私達日本人の平均寿命は飛躍的に延びています。

 

退職してから20〜30年の生活を考えて、資金計画を建てなければなりません。

 

支出の確認

 

住宅ローンでは、金利の計算だけではなく
細かい出費も考えなければなりません。

 

たとえば、ローンの手数料、申請に必要な印紙代、保証料などがかかります。

 

また、土地を購入すると、地盤調査、上下水道引き込み工事、
盛土工事など、さまざまな工事が必要になり、
その全てにお金がかかってきます。

 

さらに、不動産は財産でもあるので、
財産としての登記手続きにもお金がかかります。

 

このような費用は、現金で支払う場合が多いので、
確実に確保しておく必要があります。

 

・土地、建物以外にかかる費用の例

 

住宅ローン関係: 住宅ローン手数料、印紙代、各種証明書取得料、
        保証料、団体信用生命保険特約料、つなぎ資金利息

 

登記費用関係: 表記登録費用、保存登記費用、抵当権設定費用、
       開発費用、農地転用費用、所有権移転費用、住所移転登記費用

 

水道関係: 水道加入料、水道設計料、排水許可申請料

 

その他: 地盤調査費用、地盤保証費用、確認申請量、完了検査料、
    不動産仲介手数料、契約所印紙代、地鎮祭費用、上棟式費用